
こんにちは。じゅんやです!今回のお題はツイッター就活。「ツイッターで採用情報集める事でしょ?」と思われますが、結論その通りです。なので今回はなぜ企業がツイッターで採用活動をするのか?ツイッター就活のメリットは何か?ここに絞ってお伝えします!
企業がツイッターで採用活動をする理由
採用経費の削減
大きな目的の一つに採用経費の削減があります。求人広告を掲載して新卒採用を行うと、1名採用するのにおおよそ70万円~80万円かかると言われています。業種や企業の知名度によっても大きく変わりますが、採用費のインパクトはかなり大きいです。
DMからのダイレクトリクルーティングに成功すれば、採用費の大きな削減に繋がるので、経費削減の為にツイッターによる採用活動を始める企業も多いようです。
採用情報の拡散ツール
新卒向けの求人広告には80万人~90万人の学生が登録しており、就活生のほとんどの方が登録していると言っても過言ではありません。つまり、リクナビやマイナビといった求人広告に掲載すれば、ほとんどの学生に見てもらえる可能性があるのです。しかし、掲載企業は2万~3万社もあります!アピールする為には上位表示をしたり、ターゲットメールを送るしかありません。学生からすれば登録している求人広告から大量のメールが届くことになり、結局埋もれていくことになります。
そこでツイッターを利用して、採用情報を拡散して認知力の向上を図るという事です。求人広告内のアピール合戦は完全なレッドオーシャンで費用も掛かりますが、ツイッターであれば、無料でいつでも何回でも採用情報をリマインドすることが出来るのです。

通年採用に向けて
いつから解禁になるかは流動的ですが、2024年卒から通年採用へ移行する可能性があります。通年採用がはじまれば、採用活動も年間を通して行わなければなりません。しかも1年生や2年生の就職活動も活発になることが予想されます。今まで通り求人広告に頼っていると、莫大な採用費がかかることになります。
そこで、通年採用の対策としてツイッター採用を始めた企業も多いようです。日々のつぶやきで企業の認知度を高め、1年生からの採用活動にも対応できる窓口にしています。通年採用では学生と長期的なコミュニケーションを築くことが必須となる為、採用活動におけるツイッターの重要度は今後ますます高まる可能性があります。
ツイッター就活のメリット
双方向型のコミュニケーション
何を今更と思うかもしれませんが、今までの就活は求人広告を通して、企業から一方的に情報を受け取ることしかできませんでした。合同企業説明会や会社説明会に行かなければ、話を聞くことも出来なかったという事です。
しかしツイッターであれば、学生からも企業にアクションを起こすことが出来ます。リプライやリツイートをすることで、企業への関心度をアピールすることが出来るのです。これは私の個人的な意見ですが、ツイッターに反応してもらえると物凄く嬉しいです。ツイッターを利用している学生の皆さんも同じですよね?真摯にツイッターを利用すれば、企業と深い信頼関係を築くことが出来ると思います。結果としてダイレクトリクルーティングに繋がる可能性も高くなるという事です!
「中の人」を通して企業の裏が見えてくる
求人広告は掲載するまでに数週間かかります。原稿を作って校正を繰り返す作業が続きます。一度掲載すると容易に変更することが出来ないので、変更の少ない情報を載せることになり、ありきたりの募集内容に偏りがちです。
ツイッターは毎日何度もつぶやきます。求人原稿とは情報の温度感が圧倒的に違います!頻度が高いので確認の工程も少なくなり、企業風土や人間関係も見えてきます。ツイッターの配信時間から労務環境も分かるかもしれません。また、リプライやDMへの対応も、企業を判断する大きな材料になるでしょう。「中の人」を通して企業の裏側が見えてきます!
採用に熱心な企業がみつかる
ツイッターでの採用活動は企業にとっても、学生にとってもメリットがいっぱい!しかし手付かずの企業が多いのも事実。その理由は手間がかかることと、炎上のリスクがあることです。フォロワーを増やすためには、面白い内容を高い頻度でつぶやかなければなりません。そうなると同僚や上司、他部署からの情報収集が必要となり、多くの時間を費やすこととなります。フォロワー数を増やしたいがためにバズリを狙うと、炎上のリスクが高まります。企業のアカウントが炎上すれば、経営にも大きな影響を与える可能性が高いです。他にも多くの業務を抱えているので、採用担当の負荷は非常に高くなり、「アカウントは作ってみたものの継続できない。」なんてことも多いようです。
つまり!ツイッターで採用活動を行えている企業は、強い想いを持って新卒採用に力を入れている企業だという事です。さらに言えば、社内の協力や理解が得られていて、コンプライアンスやガバナンスも確りしているからこそ、効果的な運用が実現出来ているという事です。ツイッター採用の成功事例を見ても共通している事例と感じます。
まとめ
ツイッター就活は、企業と長期的で双方向のコミュニケーションが実現できるので、信頼関係を築くことができ、入社後のミスマッチを軽減させることが出来ると思います。今後の通年採用ではさらに重要度が高まることが予想されます。是非とも積極的にツイッター就活を行ってみてください!
最後に注意点を一つ。それは企業からも見られているという事です。企業はツイッターを通して、人柄やコミュニケーション力を注視しています!学生の皆さんが企業を選んでいるように、企業もツイッターを通して選んでいるという事です。身近なツールなので、日頃から使い方や言葉遣いにはくれぐれもご注意ください。