
みなさん、こんにちは。
たるさんです。
今回のテーマは「自己啓発」。
よく耳にする言葉です。
『何をしたらよいか分からない…』
という方へのヒントになれば幸いです!
自己啓発とは?
みなさんは“自己啓発”を行っていますか?
『はい!』と即答できる方もいらっしゃれば、そうでない方もいらっしゃるかと思います。
特に後者に該当する方は『様々な活動を行っているけど、それが自己啓発なのだろうか?』というような、そもそも自己啓発とはどのようなものなのか判断する事が難しい、と感じている方も多いと思います。
自己啓発といえば、
- 読書
- 講演会
- ビジネスパーソンの交流会
- 各種習い事
などが対象となりますが、最も手軽に始められることといえばやはり“読書”ではないでしょうか。“読書”がポピュラーな理由として、コストがさほど掛からない事/時間的な制約が少ない事が挙げられます。
他に挙げた講演会や交流会、また習い事は幾分費用(参加費・入会費・教材費など)が掛かりますしスケジュールは自分主体ではなく相手主体(つまり主催者がいるという事)となる事が一般的です。
一方の読書は本を購入し、自身の読みたいタイミングで始められる、つまりスケジュールは自分主体で決められるので、忙しい(!?)社会人にも根強い人気があるのです。
自己啓発とは
- 自分自身の能力向上
- 人間的(精神的)な成長
を目指す活動を指しており、社会人の間では広く知れ渡った活動ですが近年は学生の方も様々な自己啓発を行っているようです。
しかしながら、自己啓発といっても多種多様なものがあり、採用シーンの中でも学生の方々からは『自己啓発をしたいが、何をすればよいかよく分からない』という言葉も聞こえてきます。
そのヒントとなるポイントについて次節以降で解説していきましょう。
自己啓発のポイント①
自己啓発とは『自分自身の能力向上』『人間的(精神的)な成長』を目指す活動、と前段で触れました。
言い方を変えれば、能力向上や人間的な成長を目指す活動のすべてが自己啓発、と言えるでしょう。
したがって趣味と言われがちな、音楽鑑賞、アルバイト、スポーツなども自己啓発になり得るのです。
ここでのポイントはその活動(=自己啓発)を『自分自身の能力向上』『人間的(精神的)な成長』に当てはめ、自身の意志で【目的】をもって始めるという事。
自己啓発の【目的】は誰かから与えられるものでは決してありません。だからこその“自己”啓発です。
繰り返しますが、自らの“ありたい自分の姿”実現に向け、必要な能力や人間的な成長を手にする為の活動(=自己啓発)にどのような【目的】を持つが最も重要なポイントなのです。
社会人になると先輩社員や上司から『本を読め』『○○新聞を読め』と言われます。言われるがままに本や新聞を読んでみますが、続かない、学びを感じない、という事はよくある事例です。
何故そうなるのでしょうか…それは自らの【目的】が欠如しているからです。
従って、自己啓発で『読書をしています。○○新聞を毎日読んでいます』と行ったとしても、それが他の人や上司からの指示で行っているものであれば自己啓発にはなりません。
一方、『会計学を学びたい』という目的で税理士事務所でアルバイトをした、ということであればそのプロセスはアルバイトですが、立派な自己啓発です。
冒頭に記載した、みなさんは“自己啓発”を行っていますか?という問い。
『自身の活動が自己啓発なのだろうか?』という疑問を持つ方は、今行っている活動に対して『自分自身の能力向上』『人間的(精神的)な成長』という視点での【目的】が明確にあるかどうかで自己啓発か否か判断できるでしょう。
自己啓発のポイント②
自己啓発に【目的】を持つことがポイントの1つであると述べました。
もう1つのポイントは【学んだことは必ずアウトプットする】事です。
人間はインプットとアウトプットを繰り返すことで、学んだことを知識としてより深めていく事ができます。
教育の現場では、OJT(=教育)を受ける事よりも、自身がその学びをアウトプットする(他者を教育)する事で最も高い教育効果を得られるとされています。
自己啓発でも同じように自身の学びを如何にアウトプットするかが重要であり、周囲への発信やプレゼンテーションを行う事は自身の学びを深めるうえで非常に効果的であると言えます。
インプットとアウトプットを組み合わせながら自己啓発の効果性を高める事も実践していきましょう。
最後に
今回のテーマである『自己啓発って何したらいいの?』については明確に答えを示せるものでは決してありません。しかしながら、各々の“ありたい自分の姿”を実現するための学びを得れる活動であればすべて有効な自己啓発です。
その実現に向け
- STEP1『“在りたい自分の姿”を描く』
- STEP2『その為に必要な能力や人間的な成長を把握する』
- STEP3『自己啓発の【目的】を明確にする』
- STEP4『自己啓発での学びをアウトプットする』
のサイクルを回しながらみなさんの最善の自己啓発を見出し、実践してみましょう。