
みなさん、こんにちは。
今回は「健康経営」について取り上げます。
学びを深め就職活動のヒントとなれば幸いです。
何故いま“健康”なのか…
みなさんは「健康」に関心がありますか?
普段通りに生活している時にはあまり関心が湧かないかも知れませんが、体調を崩した時や風邪などで、何気ない日常生活が奪われた時には健康である事がどれほどありがたいかを感じる事が出来るかと思います。
健康を維持する為のフィットネス、ジム、ヨガなど個人での取り組みも注目を集めていますが、企業の取り組みとしても「健康経営」が注目されています。
その背景の一つとして『人生100年時代』という言葉が象徴する様に、医療技術の発達や新薬の開発などにより長寿が当たり前の時代になった事が挙げられます。少子高齢化が加速し労働人口が減少の一途を辿る中で、定年は60歳から65歳に引き上げられ今後は70歳定年という時代が必然的に訪れるでしょう。
雇用を行う企業側においても、労働人口が減少し従業員を採用することに高いコストと労力が掛かる事を鑑みれば、従業員に心身共に健康で長期に亘り日々の業務に向き合い、生産性を高めてもらう事は企業存続の観点からも重要な課題に位置づけられます。
また先般のコロナ禍に代表されるように従業員の視点からも、テレワークや時差出勤の導入など安心して働く事ができる環境を整備する事は大きな関心事であり、今「健康」に注目が集まっているのです。
健康経営の推進
多くの企業で「健康経営」が導入・推進されていますがここで当社の取り組みを一部ご紹介します。
当社では2015年に「マルハン健康宣言」を表明し「健康で人生にヨロコビを!」というスローガンの下、健康宣言に基づいた以下の7つの方針を示し各種施策に取り組んでいます。
健康への7つの方針
1.健康意識向上への取り組み
2.生活習慣改善への取り組み
3.からだの健康への取り組み
4.メンタルヘルスへの取り組み
5.家族の健康への取り組み
6.女性の健康への取り組み
7.安全な職場環境形成への取り組み
上記の全てをご紹介するのは難しいですが、従業員への安全配慮義務が示されている労働安全衛生法の順守徹底はもちろんマルハン独自の健康保険組合が従業員をサポートする形で各種施策が推進されています。
一部の紹介となりますが、
・従業員とその家族を対象としたインフルエンザ予防接種の補助(予防接種料金の一部負担)
・ストレスチェック診断の実施と臨床心理士によるカウンセリング
・定期健康診断の実施と保健師によるサポ―ト
など心身ともに健康で安心して働ける職場環境づくりに尽力しています。
就職活動と健康
さて、健康が個人においても企業においても注目されている事を前段でお伝えしましたが、最後に“就職活動”と“健康”にどのような関連性があるのかを考えてみましょう。
これまでの本ブログでお伝えしてきたように、“就職”とは自らが描く生き方や在り方を実現するための場を選ぶことであり、「就職活動=生き方の選択」である、と置き換える事ができます。
みなさんが描く将来の在りたい姿は、自身が心身ともに健康である事を前提としていることは言うまでもありません。
自らが健康に対して高い意識を持ち様々な取り組みを行う事も重要ですが、健康に対する企業の取り組みはその企業の従業員に対する姿勢を表したものでありそれを読み解くことで、従業員をどれほど大切にしているかをうかがい知る事ができるでしょう。
健康経営への取り組みが、みなさんの企業選びの軸となる事は少ないかもしれませんが、前述したようにみなさんの描く未来を実現する事の前提として心身の健康があることを考えると、企業が行う従業員への健康維持・向上への取り組みに対しても注目することでより有意義な就職活動につながるかもしれません。
是非参考にしてみてください。